ブリッジSEに向いている人は、社交的な人です。
相手企業と信頼関係を築く上で、社交性は大事な要素です。
信頼関係ができていると、ちょっとした頼みごとなどもしやすいでしょう。
社交的な人は相手の気持ちが理解できるため、相手が嫌がることも分かります。
そういった場面でギブアンドテイクの条件を出し、上手くプロジェクトを進めることができるでしょう。
他に向いているのは、相手国の事情に詳しい人です。
例えば、相手国の宗教的な問題で仕事量が減る期間があるなどの事情を理解していると、プロジェクトの進め方が変わってきます。
それを知らないで無理にノルマを押し付けると、大きな反発を受けることになるのです。
信頼関係が崩れて仕事が進まなくなるため、そうならないよう相手をしっかりと理解する必要があります。
それができれば、相手国の進め方に合わせたプロジェクトの計画を立てられるでしょう。
無理に進めようとしても全く進まなくなるため注意が必要です。
日本人と同じ感覚で話を進めても、相手国の企業では通用しないといったケースも多々あります。
また、IT技術に詳しい人も向いています。
実際に作業する必要がなくても、知識がなければ相手と交渉することができません。
そのため、プロジェクトに関する詳細な知識や一般的な知識が必要になります。
特に一般的な知識がないと、無理な要求をしてしまうことがよくあります。
納期が早すぎるといった反発を受けるのは、大抵知識不足に原因があります。
ブリッジSEになるなら、一般的な知識を学んでおくと、仕事を円滑に進めることができるでしょう。